yochienのブログ

一時帰国時の幼稚園入園記録ブログ

体験幼稚園入園の是非

海外からの一時帰国中に短期に日本の幼稚園に入園させる是非は色々考えました。先生方や他の園児に迷惑をかけるのではないか。言葉が通じず、習慣や勝手が違う環境で子供がストレスを感じるのではないか。指示が通らず子供がケンカしたり、ケガをしたりさせたり、イジメたりイジメられたりするのではないか?


先生に負担?

結論から言えば、そういった心配は杞憂でした。新しい環境だし、慣れるまではそれなりに時間や先生の手間もある程度はかかったとは思いますが、経験豊富な先生方からすれば想定内のことだったようです。保育参観した感じでは、他の園児さんでもウチの子よりもっと支援が必要な子がいたり、その日の機嫌によってはいつも以上に手間がかかる子もいました。ウチの子たちが短期入園しなくても、公立の幼稚園なので誰かが途中で入退園したりするわけです。ウチの子より支援が必要な園児のいる、支援の先生と2人体制クラスも数クラスありました。そういったクラスはより経験豊富な先生方で運営されており、ウチの子たちは2人体制のクラスに入園しました。


指示が通らないとアブナイ?

言葉が通らないので指示が通りにくいことはあったでしょう。でも、他の園児が助けてくれたり、他の園児を見て真似する事で何とかやっていけたみたいです。そもそも幼稚園なので指示が通らないとケガをする恐れがあるようなことはやりません。


他の園児と仲良くできるか?

園児たちは言葉以外の子供同士のコミュニケーションがあるみたいです。言葉が通じなくとも、「お友達は叩いてはいけない」「オモチャは順番に遊ぶ」という「集団生活の最低ルール」は身に付いてます。 ウチの子たちは海外でも、色んな保育所に行かせたせいか新しい環境でもあまり物怖じしないし、友達と仲良く遊ぶこともできれば、一人遊びも平気。特に下の子は嫌なことをされるとしっかり態度で拒否を伝えます(大声で威嚇)。そういった性格も良かったのかもしれません。学年を超えて他の園児さんも「〇〇君バイバーイ」とよく挨拶してくれました。「外国人イジメ」なるものは全くありませんでした。逆に仲良くしようと思ってくれた園児さんが多く、簡単な英語を使って、コミュニケーションを取ってくれました。「〇〇君、ノー、ノー」「〇〇君、マミー来たよ」など。もちろんウチの子たちはこれぐらいの日本語は理解しているのですが、園児さんの心遣いに感謝です。さすが忖度、オモテナシの国の幼稚園児。


子供にストレスになるのではないか?

上の子は下の子より言語環境の違いに若干ストレスを感じてはいたと思います。しかし、行くのをぐずった日もありましたが、幼稚園の門をくぐれば一人であっという間に教室に走っていってましたし、「〇〇せんせー」と抱きついていました。また日本語を分からないふりをして、自分のペースで遊んで少しストレス発散のようなこともしてたみたいです。退園時には「〇〇先生に会えなくなるのが寂しい」


結論としては、事故、怪我、イジメなどもなく素晴らしい体験をすることができました。

幼稚園体験入園して良かったこと

Yo-daの子供たちは普段90%英語、Yo-daが話す日本語の聞き取りはなんとかできるが返答は英語。この子たちを短期に日本の幼稚園に入れて良かったこと。


日本語が上達

当たり前ですが日本語が上達しました。日本の幼稚園に入れる前は、「give me ミカン」「No パズル」だったのがちゃんと「ミカン(を)ください」「パズル(が)ない」という正しい日本語の語順で、日本語の2語文が増えました。「が」や「を」という助詞はまだ使えませんが。毎日何か新しい言葉を覚えて帰ってきて、日本語の1語文のアウトプットも増えました。まだまだ英文のうち一単語だけが日本語という変な言葉も多々喋ってますけどね。


手洗いうがいの習慣ができた

日本の幼稚園は毎日何回も手洗いとうがいをさせます。おかげで、外から帰ると「手洗い、うがい」を素直にするようになりました。海外にいたときは何回いってもやらなくて、結局私が根負けして諦めてたのに。これは全く想定外だったので嬉しい誤算😃

幼稚園誤算3 親は結構忙しい

子供が幼稚園に行ったら親は楽できるとは思ってなかったけど、逆に忙しくなるとは思ってなかったです。


忙しくなった理由


送迎

Yo-daの子供たちは、学年が違うので、登園時間はかろうじてだいたい同時間ですが、降園時間が違います。なので1日に幼稚園に3往復。(後半は預かり保育を利用したのでちょっと楽になりましたが)


行事

たった1ヶ月の間に、保護者参加型の行事やイベントが結構ありました。(身体測定や歯科検診などの介添え、授業参観、行事参観など)もちろん他の保護者はさらにPTAやらクラス委員、地域委員などがありもっと忙しいのです。


洗濯

制服やお手拭きタオル、水あそび用の水着やタオルの洗濯。短期入園なので予備をあまり購入しなかったので、うがいコップは毎日、制服もほぼ毎日、週末は帽子、スモッグ、上靴も洗濯。皆やってるよ!と思われるかもしれませんが、普段は週に1、2回まとめて洗うので、洗濯回数は圧倒的に増えました。


結論として、逆に忙しくなったので遠出の遊びや旅行には全く行きませんでした。(行けませんでした)